DigiFiNo.15付録D/Dコンバーターを別電源で動作させてみると・・・

手始めにD/Dコンバーターを普通に接続して、コネクタCN101の6番ピン(USB5V)をオシロで観察してみる。 思ったとおり、BZAAPSが出力するUSBの5Vはかなり汚いことが確認できた。
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オシロのレンジは電圧軸が50mV/div、時間軸が10ms/div。 波形が重なって写っているのは、1秒につき10回掃引しているのに対し、カメラは1秒のスローシャッターだからである。
見て分かるように約50mVで数ミリ秒の電圧ドロップがひんぱんに起きている。 しかも不規則で、よく観察しているとどうもHDDのアクセスと一致しているようではない。 では何が原因で起きているのかは、よく分からなかった。
ともかく、USBバスパワーの不安定さがA/Dコンバーター部に影響を与えているという予想は当たっていた。
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では、パソコンからの給電を止めて別電源を用意してみよう。 これによってどう変わるかが今回のテーマである。

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まず、パソコンもUSBケーブルもD/Dコンバーターも、回路をいじりたくなかったので、USB延長ケーブル(Aタイプオス ― Aタイプメス)と、USBケーブル(Aタイプオス ― Bタイプ)の接続点に樹脂の薄いシートをはさんで、1番ピン同士を接触しないようにした。

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次に、急ごしらえの5V電源を用意し、USBケーブルを使ってD/Dコンバーターの5VOUTのUSBコネクタに接続した(USBの使い方としてはイリガル)。 この電源は電源トランス+シリーズレギュレータータイプで、電話機の子機充電用に作られたものを改造して使った。 安定化はされているが簡単なもので、オシロでも多少のリップル電圧(5mVぐらいか?)が観測される。
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この構成でA/Dコンバーターの残留ノイズはどうなるだろう。 今回は入力には(1kΩぐらいでシャントしたいところだが)何もつながずに録音してみる。 DigiOnSound4での録音の結果は、前回よりぐっと減って-70dB近くまでノイズが下がった。
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レベル軸のみ64倍に拡大表示している。 時間はグラフの端から端まで5秒間

ただ、この程度ではまだまだハイレゾとは言い難い。 少なくとも-80dBぐらいまでノイズが下がるとうれしいのだが、しかしこのバラック状態ではきついかもしれない。



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