ハンダ不良

石油ファンヒーターが突如停止した。 運転ボタンを押して消火したときと同じ「カタン」という音がして消えたが、余熱冷ましの間回るはずのファンが回っていないし、ディスプレイの時間表示もない。

電源プラグをさし直したりしても無駄だった。 まだといえばまだだし、もうといえばもうだし、13年間というのは微妙だ。 とにかく暖房器具の不具合はヘタに直そうとせず、買い替えが賢明だろう。

さっそく新しい石油ファンヒーターを買い、壊れたファンヒーターを分解する。 モノ好きの、いつもの悪いクセだ。
その分解の途中は省き、、、、制御基板をはずして何気なくハンダ面を見たら、電源コネクタピンの根元の変色が目に入った。よく見るとスパークしたようにハンダが黒変している。
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虫眼鏡で見て見ると、もう1つのピンの根元の周りにひびが入っている。 どうもこれが故障の原因らしい。 基板を眺めていくと、他にもそんなひびの入ったところがあった。
「ハンダ割れ」とか「ハンダクラック」と呼ばれるもので、メーカーが製造中に起こるものと、ユーザーが使用中に起こるものがある。
これはメーカー製造中に起こったものに違いない。 製造技術者じゃないから詳しくないけれど、ハンダフローの進行中に基板が揺れるとか、熱膨張収縮が部品のサイズや材質で違うのが原因で、ハンダが固まる直前におきるものらしい。

石油ファンヒーターは、電源ON直後の石油のガス化のために500~600Wという、比較的大きな電力を使うので、割れた部分に電力が集中する。 この部分が熱を持つことを繰り返しているうちに細くなり、スパークして断線したんだろう。

これを直せばまた使用を続けられると思うが、他にもハンダ割れが見受けられるので、はじめに書いたように暖房器具は買い替えが賢い選択だろう。 そう自分に言い聞かせて・・・

こういうのは珍しいことではない。 過去に炊飯ジャーでも2度あった。 1台はご飯が炊けないとか時間が狂うなどいう症状。 マイコンの足という足がハンダ割れで接触不良になり、制御が狂うのだろう。 もう1台は保温はできるがご飯が炊けないというもの。 炊飯ヒーターの制御リレーの足が焼けていたから、リレー接点の不良かもしれないが、基板のあちこちにハンダ割れがあったのでこれが原因だと思う。



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