屋根裏アンテナで地デジ受信(2)
14年前に屋根裏にアンテナを立ててからまったくいじらずに、そのまま地デジも見ていたわけである。 それが前回のブログで、なぜ富山・石川向きのアンテナを合成してブースターの石川用入力に接続したかというのは、富山方面の地デジが入りにくいという事情があったからである。 その原因として富山用入力のブースターの特性が送信チャンネルに合っていなかったことを知ってはいたが重い腰がなかなか上がらなかった。
その時のテレビでの受信状態はどうだったのかを、アクオス16インチで調べたのが次のデータである。(2008.12.10)
BBT(富山) 18ch 58-61
TUT(富山) 22ch 62-65
NHKE(富山)24ch 53-58
NHKG(富山)27ch 53-56
KNB(富山) 28ch 42-46
NHKE(石川)13ch 73-77
MRO(石川) 14ch 80-84
NHKG(石川)15ch 77-80
ITC(石川) 16ch 62-65
KTK(石川) 17ch 68-73
HAB(石川) 23ch 46-53
全般的に富山方面の受信データが低い。アクオスの場合、60以上が文句なし合格、50台は見れるが状況によってはブロックノイズが出る、50以下は実用に堪えない状態、というのが大体の傾向である。 この数値は電波の強度ではなく品質(C/N比)を表していると書いてあるが、しかし一般的に電波が弱くては品質が良くなりようがない。
C/N比とは、Cはキャリアつまり目的とする電波、Nはノイズつまり雑音であるから、まず電波が強くなければC/N比がよくなる道理がない。 ラジオで電波の弱い放送局の音を聞くとだいたい雑音が多いという経験があるだろう。 ただ、マルチパスが多ければ電波が強くてもC/N比は悪化する。 FMラジオで、電波は強そうなんだけど大きな音などでバリバリ言ってしまう、という状態はマルチパスが原因であることが多い。
で、このデータの通り、50を切るKNB(北日本放送)とHAB(北陸朝日放送)は映らなかったのである。
それで前回、早く言えば石川方面のアンテナに富山方面のアンテナを相乗りさせて受信してみたわけである。 その結果(2009.4.12)を以前のデータにかぶせてみると、
BBT(富山) 18ch 58-61 73-77
TUT(富山) 22ch 62-65 75-79
NHKE(富山)24ch 53-58 69-76
NHKG(富山)27ch 53-56 75-82
KNB(富山) 28ch 42-46 70-73
NHKE(石川)13ch 73-77 54-58
MRO(石川) 14ch 80-84 64-67
NHKG(石川)15ch 77-80 61-65
ITC(石川) 16ch 62-65 49-52
KTK(石川) 17ch 68-73 48-53
HAB(石川) 23ch 46-53 34-40
というように富山方面が絶好調なのに対して石川方面が総崩れ、特にITC(石川テレビ)、KVK(テレビ金沢)までが全く入らなくなってしまったのである。 石川方面が今までストレートにブースターにつながっていたのに対し、富山方面が合流してしかも分配器を通してブースターにつながるのだから条件が悪くなるのは当然としても、落ち込みようがひどすぎる。
さて今回はその改善策に、富山方面のアンテナ出力にアッテネーターを入れたらどうなるかというのが題材である。 アッテネーターとは減衰器。電波を弱める、ちょうどブースターの逆の機能を持つものである。
アッテネーターを入れる理由は、一つは富山方面と石川方面の電波の強度差が大きすぎるのを緩和するということ、二つ目は富山方面の電波が強すぎるためにブースターが十分な増幅をしていないんじゃないかということで、その結果として石川方面の電波が弱くなっているんじゃないかと思ったわけである。
それを確かめるにはアッテネーターが必要だ。 今回はやっつけで、電波を電圧にするとおよそ3分の1に下げるアッテネーターを作って試してみた。 その結果(2009.4.15)を前のデータに追加してみると、
BBT(富山) 18ch 58-61 73-77 68-71
TUT(富山) 22ch 62-65 75-79 69-72
NHKE(富山)24ch 53-58 69-76 64-67
NHKG(富山)27ch 53-56 75-82 65-68
KNB(富山) 28ch 42-46 70-73 53-57
NHKE(石川)13ch 73-77 54-58 63-67
MRO(石川) 14ch 80-84 64-67 74-78
NHKG(石川)15ch 77-80 61-65 71-76
ITC(石川) 16ch 62-65 49-52 64-67
KTK(石川) 17ch 68-73 48-53 59-63
HAB(石川) 23ch 46-53 34-40 47-51
石川方面の改善が著しい。 一番左の以前のデータ(2008.12.10)と真ん中富山方面のアンテナと合成したデータ、アッテネーターを追加した一番右のデータを比べれば、富山方面はほぼ実用レベルを確保し、石川方面も以前と同じレベルではないが実用レベルに回復したといえる。
アッテネーターを入れる理由が合っていたかどうかはわからないが、結果は良いほうに向いたわけである。
ただ、KNBは支障なく映っているが数値的にはかなり心細い。 しかもアッテネーターを入れたことによる落ち込みは他の局よりずっと大きい。 また、HABは依然として映りが悪く実用とは言えず、これらをなんとか改善したいものである。
そうそう、分配器の反対になる混合器を売っていることを知った。 しかもUHF同士の混合器もある。 DXアンテナから出ていたが、分配器を逆に使っても同様のことはできる。 ただし、VHFとUHFの混合など、違う周波数帯の混合は混合器のほうが良いのかもしれない。
その時のテレビでの受信状態はどうだったのかを、アクオス16インチで調べたのが次のデータである。(2008.12.10)
BBT(富山) 18ch 58-61
TUT(富山) 22ch 62-65
NHKE(富山)24ch 53-58
NHKG(富山)27ch 53-56
KNB(富山) 28ch 42-46
NHKE(石川)13ch 73-77
MRO(石川) 14ch 80-84
NHKG(石川)15ch 77-80
ITC(石川) 16ch 62-65
KTK(石川) 17ch 68-73
HAB(石川) 23ch 46-53
全般的に富山方面の受信データが低い。アクオスの場合、60以上が文句なし合格、50台は見れるが状況によってはブロックノイズが出る、50以下は実用に堪えない状態、というのが大体の傾向である。 この数値は電波の強度ではなく品質(C/N比)を表していると書いてあるが、しかし一般的に電波が弱くては品質が良くなりようがない。
C/N比とは、Cはキャリアつまり目的とする電波、Nはノイズつまり雑音であるから、まず電波が強くなければC/N比がよくなる道理がない。 ラジオで電波の弱い放送局の音を聞くとだいたい雑音が多いという経験があるだろう。 ただ、マルチパスが多ければ電波が強くてもC/N比は悪化する。 FMラジオで、電波は強そうなんだけど大きな音などでバリバリ言ってしまう、という状態はマルチパスが原因であることが多い。
で、このデータの通り、50を切るKNB(北日本放送)とHAB(北陸朝日放送)は映らなかったのである。
それで前回、早く言えば石川方面のアンテナに富山方面のアンテナを相乗りさせて受信してみたわけである。 その結果(2009.4.12)を以前のデータにかぶせてみると、
BBT(富山) 18ch 58-61 73-77
TUT(富山) 22ch 62-65 75-79
NHKE(富山)24ch 53-58 69-76
NHKG(富山)27ch 53-56 75-82
KNB(富山) 28ch 42-46 70-73
NHKE(石川)13ch 73-77 54-58
MRO(石川) 14ch 80-84 64-67
NHKG(石川)15ch 77-80 61-65
ITC(石川) 16ch 62-65 49-52
KTK(石川) 17ch 68-73 48-53
HAB(石川) 23ch 46-53 34-40
というように富山方面が絶好調なのに対して石川方面が総崩れ、特にITC(石川テレビ)、KVK(テレビ金沢)までが全く入らなくなってしまったのである。 石川方面が今までストレートにブースターにつながっていたのに対し、富山方面が合流してしかも分配器を通してブースターにつながるのだから条件が悪くなるのは当然としても、落ち込みようがひどすぎる。
さて今回はその改善策に、富山方面のアンテナ出力にアッテネーターを入れたらどうなるかというのが題材である。 アッテネーターとは減衰器。電波を弱める、ちょうどブースターの逆の機能を持つものである。
アッテネーターを入れる理由は、一つは富山方面と石川方面の電波の強度差が大きすぎるのを緩和するということ、二つ目は富山方面の電波が強すぎるためにブースターが十分な増幅をしていないんじゃないかということで、その結果として石川方面の電波が弱くなっているんじゃないかと思ったわけである。
それを確かめるにはアッテネーターが必要だ。 今回はやっつけで、電波を電圧にするとおよそ3分の1に下げるアッテネーターを作って試してみた。 その結果(2009.4.15)を前のデータに追加してみると、
BBT(富山) 18ch 58-61 73-77 68-71
TUT(富山) 22ch 62-65 75-79 69-72
NHKE(富山)24ch 53-58 69-76 64-67
NHKG(富山)27ch 53-56 75-82 65-68
KNB(富山) 28ch 42-46 70-73 53-57
NHKE(石川)13ch 73-77 54-58 63-67
MRO(石川) 14ch 80-84 64-67 74-78
NHKG(石川)15ch 77-80 61-65 71-76
ITC(石川) 16ch 62-65 49-52 64-67
KTK(石川) 17ch 68-73 48-53 59-63
HAB(石川) 23ch 46-53 34-40 47-51
石川方面の改善が著しい。 一番左の以前のデータ(2008.12.10)と真ん中富山方面のアンテナと合成したデータ、アッテネーターを追加した一番右のデータを比べれば、富山方面はほぼ実用レベルを確保し、石川方面も以前と同じレベルではないが実用レベルに回復したといえる。
アッテネーターを入れる理由が合っていたかどうかはわからないが、結果は良いほうに向いたわけである。
ただ、KNBは支障なく映っているが数値的にはかなり心細い。 しかもアッテネーターを入れたことによる落ち込みは他の局よりずっと大きい。 また、HABは依然として映りが悪く実用とは言えず、これらをなんとか改善したいものである。
そうそう、分配器の反対になる混合器を売っていることを知った。 しかもUHF同士の混合器もある。 DXアンテナから出ていたが、分配器を逆に使っても同様のことはできる。 ただし、VHFとUHFの混合など、違う周波数帯の混合は混合器のほうが良いのかもしれない。


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