沖縄駆け足3日間(4)

2日目、観光のメイン日である。 青い空に雲が浮いている、絶好の観光日和である。 長くなるので簡単に書いていきたい。

朝8時半にバスでホテルを出発、ものの2分で海洋博公園中央ゲート駐車場に着く。 そこから 300mほど歩いて「美ら海(ちゅらうみ)水族館」に着く。 開館直後で、まだ人が来ていない。 一番乗りである。 これが30分経つと次第にごった返してきて、思うように見て回れなくなるそうだ。

水族館というのは好きである。 いろいろな海の生物は見てて飽きないものだ。 不気味な生物、発光する深海魚、巨大なカニやエビ・・・
そして「黒潮の海」と名づけられた大水槽でゆうゆうと泳ぐ魚たちは圧巻だ。 体長7~8mのジンベエザメと聞いただけでは実感できないが、目の当たりにするとその大きさに驚く。 ガラス(縦8m、横22m、厚さ60cmのアクリル板)のすぐ前を泳いでいくその姿は、頭から尻尾の先までを一度に見られないほど大きいのである。
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また、体長5mにもなるというオニイトマキエイ(マンタ)が、口を開けてこちらに向かって泳いでくるようすに、パクリと飲み込まれる錯覚に陥る。
(マンタはプランクトンが主食なので海の中で遭遇しても危険はないのだろう。 西表島と小浜島の間のヨナラ水道はマンタの通り道として知られ、マンタと出会えることでダイバーに人気のある海域である。)

こういった姿を撮り逃がすまいとデジカメ(Nikon COOLPIX S4)のシャッターを切るが、残念にも被写体が全部流れてしまうのである。 これは感度が低くてスローシャッターになるからで、改めてまずい買い物したものだと悔やむ。

いつまで見てても飽きないが、ふと気が付くといつの間にか観覧者でごった返している。 どうも学生服姿が目につく。 一般観光客が少ないこの時期を狙っての修学旅行なんだそうだ。 あとからどんどんやってくるし、時間も有限なので、こちらもモタモタしないで見ていかなきゃという気分になる。 

水族館を出てからマナティー館(キャベツを食べていた)、ウミガメ館、オキチャン劇場、イルカスタジオ、イルカラグーンの各施設を回る。 水槽横の小窓から覗き込んでいるとそれを見つけたイルカくんがやってきて、至近距離で“ごたいめーん”というのがあったり、イルカショーの練習風景など一つ一つ見ていて楽しいが、じっくり見るには全く時間が足りない。
ほかにも熱帯ドリームセンターや海洋文化館、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園、エメラルドビーチなどなど、見るべきものはたくさんあるのだが、集合時間が迫っており急いでバスに戻らなければいけない。 
駐車場には、来たときには1台もいなかった観光バスが10台以上になっていた。

海洋博公園を後にし、次の名護パイナップルパークへ向かう。 その途中、道端の所々に桜が咲いている。 緋寒(ひかん)桜または寒緋桜といい、その名前のとおり普通の桜よりも赤色が強く、また、気温が一旦16度以下にならないと開花しないのだそうである。 だから気温が若干低い北部から咲き始め、桜前線は南下するのである。

長くなってしまったのでここからはさらに端折って書いていこう。

昼食の場となったパイナップルパークは、早い話がパイナップルワインの直売所である。 パイナップルワインの試飲で気を良くし、危うくワインを買わされそうになった。 たしかにパイナップルワインはおいしい。 それは知っている。 しかし八重山へ行ったときも宮古へ行ったときも買ったし、ブランドにこだわらなければ日本のどこでも買える。 だから今回は買わない。

ここを出て58号線を南下、「お菓子御殿」に着く。 さすが御殿というだけあって、食事後にもかかわらず、食べたくなるお菓子が並んでいる、特にケーキの類が!  一部、製造工程も見れるようになっているが、ここもショッピング目的の場所である。 よりによってお菓子とは関係ない泡盛をここで数本買い、宅配便で自宅へ送ってもらう。

次は万座毛である。 天気が良くなり海がきれいだ。 観光客でごった返す中、象の鼻と俗にいわれる有名な岸壁を見る。 その反対側は万座ビーチ。 この海の青くきれいなこと、これ以上の海は存在しないかと思うほどである。 太陽を背にして見る沖縄の海がきれいだとガイドさんが言っていたが、なるほど、このことだったのかと思う。
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そして映画「メインテーマ」で有名になった(?)万座ビーチホテルが見える。 薬師丸ひろ子が泊まったとかで有名になり、観光客が押し寄せたそうだ。 万座ビーチといえば何年か前、皆既日食の中心が通るということで、天文ファンが押し寄せたニュースを見た記憶がある。
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琉球村。 沖縄各地から移築した7軒の一般民家(玉那覇家、花城家)、豪農(島袋家)、地主(比嘉家)、役人(大城家)などの住居が見て回れるようになっている。 なかには、おじぃ・おばぁがいて三線を弾いていたり、昔の話をしたり、手作りのサーターアンダギーを売っていたり、体験教室で手ほどきしてくれる家もある。 ちなみに全部確認したわけではないが、炊事場や軒先にスイジ貝のかかっている家はなかった。
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ところで、宮古島出身の下地勇の「我達が生まり島(発音:ばんたがうまりずま)」という歌の中に
♪一番座ぬ蚊帳ぬ中んな 童孫ぬきゃぬ寝ふぎゃずばしぃ♪
(発音:いつばんざぬかやぬなかんな わらびんまがぬきゃぬにぃふぎゃずばしぃ)
♪西にゃーぬ大祖母や三番座小ん座ゅーてぃ♪
(いずにゃーぬうぷぁまやさんばんざがまんびじゅーてぃ)
♪暗々ぬ二番座小んな 淋すきなり夕飯ゆ食いうー♪
(ふぁーふぁぬにばんざがまんな さびすきなりゆうずゆふぁいゆー)
という歌詞があり、この一番座、二番座、三番座というのが何なのか、ここへ来て解決した。
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玉那覇家を例にすれば、一番座は客間・仏壇の間で、二番座は居間、三番座は茶の間、そして炊事をする土間までが1列に並び、一番座と二番座の後ろには裏座という、女性用の細長い居間がある構造になっている。 この歌では、客間の蚊帳の中で孫が眠っており、居間で食事、茶の間におばあちゃんが座っているという家の風景だろう。


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