電気工事屋はやっぱり地元

 浴室のリフォームをやっている。 電気温水器で給湯をすることにし、温水器メーカーはM電機製を選び、電気工事屋の選定はメーカーに任せた。
 今までは薪で風呂を沸かしており、当然温水器を使うためには新たな電気配線が必要となり、温水器メーカーの都合が良い電気工事屋がいいだろうと考えたためである。

  さっそく小杉のD電設工業の社員が下見にやってきて打ち合わせ等をした。 温水器が入ったときの200V配線や100Vの屋内配線の割り振りなどの計画を、見た目にてきぱきとやってくれた気がする。

 さてその日の午後、リフォーム工事でコンクリ床のハツリ工事をしていた業者が、床内部の電線管の配線を誤って切ってしまった。 ハツリ業者に応急的に接続してもらったが、ユニットバスを設置するために床は取り除く必要があるため、電線も迂回して配線してもらわなければいけない。
 あわててD電設に電話して、この部分の配線工事の依頼をしたが、なんと驚いたことに下見に来た社員が
「そのような工事は受けられない。M電機からは基幹配線工事と温水器配線工事を請け負っただけだ。それに見積りもまだできていない」
と言うではないか。 その言葉に最初は耳を疑ったが、なるほどそういうことか。
 しかしこちらも、たかがリフォームの電気工事に業者を2つも入れられない。 こんなちっぽけな修理じみた工事だけをどこの工事屋がやってくれるというのだろう。 これではこの先の工事もどうなるか心配だ。

 当然ながら、このリフォーム工事の元請けであるH設備へ、M電機を通じて電気工事を解除する連絡してくれるように電話した。 それと同時に地元のT電機に直接、全ての電気工事の依頼をした。
 依頼をしたのが夕方だったため、下見は次の日になったが早朝。 終わってから、
「実はお宅を含めて数軒で使っているトランス(柱上変圧器)が能力いっぱいで余裕がない状態です。 今すぐ帰って電力会社に契約電力の変更申請をしてトランスの能力アップも頼んでみますが、1か月かかるかもしれません」
と言うのだった。 さすが地元、そういうことも把握しているのだった。 こんなことなら最初から頼んでおくんだった。
 
 M電機を通じてキャンセルが入ったD電設からは、お詫びに行きたいと連絡が入ったが、お断りした。 D電設から迷惑を受けたわけではないのだから詫びられる筋合いはないし、D電設としてそういった方針で商売しているのであれば、詫びる必要もないはずだ。
 こちらとしては、必要な仕事をきっちりやってくれる頼もしい業者と、今後とも付き合っていくだけのことである。

 T電機のおかげで電気工事は順調に終わった。 しかも、元線のルート変更もT電機のアイディアで格安ででき、電線が屋根雪に引っ掛かって心配することもなくなった。


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