PCG-XR1E/BPというダルマさんノートに遭遇

 PCG-XR1E/BP という VAIO ノートを拾った。 というか、知り合いがパソコンを捨てに行ったところ、「家電店でリサイクル料を払って廃棄しなさい」と言われて戻ってきたところに出くわし、「要らないならくれ」ということでもらってきたものだ。
 本体裏には PCG-84E3 と書かれたラベルが貼ってあるが前面の PCG-XR1E というのが通り名なんだろう。
 裏面には Windows98SE のプロダクトキーラベルが貼ったままであるが、捨てる時にははがすべきだろう。

 電源を入れてみると、なんとか Windows98SE が起動する。 捨てるだけあってマシンが汚い。 それにハードディスクが古く、シャーーー とうるさい。 が、ちょいと遊び道具ぐらいにはなるだろう。

 このノート、そもそも捨てようというしろもの、AC アダプターが付いていること自体を感謝すべきだ。 当然リカバリディスクやマニュアルはもちろん、外付けフロッピードライブもなく、そして惜しいことに CD-ROM ドライブが壊れている。
 本体右角が割れているのでぶつけたか落したかで CD-ROM ドライブがダメージを受けたのだろう。 ドライブの外観は何の異常もなさそうだが、CD-ROM をセットしても回転せず何のアクションもない。

 いや~これはまさしくダルマさん状態だ。

 こんな壊れているドライブなんかは、付いていても意味がないので取り外しバラして捨ててしまうのであるが、気がついたのはドライブを本体に装てんするために、プラスチックのアタッチメントに取り付けられている構造になっているのことである。
 そこで標準的なフォームのドライブであるメビウス PC-BJ140M の CD-ROM ドライブをアタッチメントに試しに取り付けてみたところ、なんと形状やねじの位置、接続コネクタがアタッチメントの形状にぴったりと合うのである。 違うのはトレイのパネルのデザインだけで、セットするとちゃんとドライブを認識してくれるし、読み込みも全く問題なく動作するのには感動した。
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 さて次は何とか起動する Windows のほうだ。 起動直後にエラーが表示される。 不正な処理をしたから再起動しろだの、メモリが足りないからアプリケーションを終了しろだの、起動直後からこれじゃ使い物にならない。 そのうち動作がやたらと遅くなったりするので、これはやっぱり再インストールしかないだろう。

 で、Windows98 にはフロッピーの起動ディスクを必要とするのだが、このマシンはフロッピードライブを内蔵しないタイプなのだ。 そして手持ちの USB フロッピードライブでは起動できないことがわかった。
 「フロッピーディスクのないパソコンに Windows98 をインストールする」というと誰でも、ブータブルなインストール CD を作ることを思い浮かべるだろうが、その方法は知らない。

 思い付いたのが、フロッピーのあるマシンでインストールし、そのハードディスクを VAIO に戻すという方法。

 インストールに使ったノートは真っ新の Windows98 をインストールする(2)で使った NEC の Lavie、および cabs フォルダの中身を CD 化したディスクである。
 まず VAIO のハードディスクを Lavie に取り付け、Windows98 起動フロッピーで起動、ハードディスクのシステムドライブをフォーマットして CD の setup.exe を実行するとインストールが始まる。(フロッピーがハードディスクの前に起動するように BIOS を設定しておくこと)
 インストールが終わると再起動してフロッピーが読み込まれ、2枚目を入れろの表示が出たらここで電源を切ってしまう。
 そして Lavie からハードディスクを取り出して VAIO に戻し、起動してインストールを続行する。 これが終了すればめでたく VAIO の Windows98 が完成するという寸法だ。

 つまり、最初のインストールはキャビネット化されたシステムが展開されてハードディスクにコピーされるだけなので、どんなマシンでも構わないのである。 再起動後に次の段階として、そのマシン特有のハードウェアに合わせてドライバが読み込まれ設定されるので、その時には使いたいマシンである必要があるというわけだ。


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