PC-LW333 逝く

今月初め、起動しようと電源を入れたら一面灰色の画面が表示されるだけで、正常起動しなくなった。 

1999年6月3日に買ったNECのノートパソコンである。 Windows98、CPUはPentiumIIの333MHz、64MBのメモリであった。
それが現役として今まで持ちこたえたのは、OSをWindows2000Professional(Win2000)に乗り換え、メモリをこの機種にとっては当時多すぎる256MBまで増設してあったからだ。 また、ハードディスクもソフトやデータの増大にあわせて購入時の6GBから12GB、20GB、40GBと増やしてきたこともあり、貧弱なCPUでもそれほどストレスを感ぜずに使えたのだった。

あの時代にWin98からWin2000に乗り換えたのは大正解であった。 動作が安定しており、業務用としても信頼が高かった。 XPが発売された1年以上後になってもWin2000を指定して導入する企業があったほどだ。
バージョンもSP4までMicrosoftによりサポートされ、さらにその後のアップデートをまとめたロールアップ1もサポートされるなどし、現在でもサポートが続けられている息の長いOSだ。 しかもXPと比べても見劣りするのは表示デザインぐらいで、機能的にはほとんど遜色ない。

LW333購入1年後には同じWin2000のVAIOを買っているが使い道が違っていた。 仕事関係を中心にインターネット、ホームページ作成、メールといった日常的なことに使っていたため、使用時間はVAIOに比べてずっと多かった。キータッチが微妙にVAIOよりも良いということもあった。

しかしさすがに年を経るとともに動作が遅くなり使いにくくなってきた。 特に2006年からは起動時間が長くなり、また動作ももたつくようになってきたのである。 一つはWin2000の数多くのアップデートによるものと思われ、もう一つはウィルス対策ソフトウィルスバスターの多機能化と思われる。

そしてウィルスバスター2007を使うようになって一気に動作が遅くなった。 それはウィルスバスターがウィルスやスパイウェア対策、パーソナルファイアーウォール、無線LAN監視、ホームネットワーク管理、フィッシング詐欺対策、迷惑・詐欺メール判定、URLフィルタなど多機能な総合セキュリティアプリケーションとなったため、さらに多くのCPUパワーやメモリを必要とするようになったからだ。

実際、Win2000ではシステムとバスター2007だけで300MBを超えるメモリが消費される。 256MBしか積んでいないLW333は起動が完了した時点で、すでに50MBのメモリが不足し、その分をハードディスクに頼っていることになる。 インターネットを使うだけでディスクアクセスが頻繁に発生し、レスポンスが悪くなる。 そしてじきにCPU冷却ファンが回りだす。

さすがにもう限界かなーと思っていた矢先の故障だった。 不意なことではあったがディスクは元気なのでVAIOの外部ドライブとして接続し、データの移行はスムーズに済んだ。 このVAIOも1年しか若くない。 次のパソコンを考えておいたほうがいいかもしれない。

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