不調のシャープメビウス PC-BJ140M をタダで戴く(まずは分解)

そうそうまともなものをタダではくれない。キーのいくつかが入力できなくなったので苦肉の策としてデスクトップ用キーボードを PS/2 に接続して使っていたが、使いづらくてとうとう新しいパソコンを買ったから要らなくなったという経緯だ。いらないといって業者に引き取らせればリサイクル料がかかる。だから「壊れていてもよければタダでやるよ」ということだ。

悲しいことに、OSや付属ソフトのCD、説明書をはじめとする添付物は一切ない。本体+ACアダプターのみである。
そこで、このノートについてネットで調べてみるとSHARP Mebius PC-BJ140M は 1999年の発売で20万円ぐらいしていたと出ている。当時のシャープの中では廉価版の機種だったようだ。シャープのサイトでは BIOS、サウンドドライバ、内蔵モデムドライバそれぞれのバージョンアップがダウンロードできる。しかし、ディスプレイドライバはない。

もらったものは F10、F11、PrtSc、Pause、Insert、5、7、9、-、\、@、の11個のキーが機能しない状態になっていた。キータッチは問題ないので内部の接点不良など、電気的なものだろうと思われる。流し台のすぐそばで長年使われていて、調味料か何かの白い粉がパソコンについている。これがキーの中に入って悪さをしているのだろうか。

とにかくキーボードを外そう。まずキーボードとヒンジの間の細長い、インジケーター&操作パネルから外していく。このパネルを左右にこするようにずらそうとすると若干の遊びがあって動く。その隙間から見ると左にツメがあるようなので、右の隙間にマイナスドライバーを差し込んでゆっくりこじ開けると、ポコッと手ごたえがあって持ち上がる。続いて中ほど、そして左へと持ち上げていって外れた。

外すとコネクタやスイッチ、マイク、LED、そしてネジなどが見える。そのうちのキーボードを止めている3本のネジを取り外し、よっこらしょとキーボードをめくる。キーボードの手前裏側にロック式のコネクタがあるので、ロックしているシェルを持ち上げて外すとフレキシブルケーブルが抜け、キーボードが本体から離れる。

とにかく汚い。キーボードのほこりはもちろんだが、その下、CPUの放熱をしているアルミ板にも白い点々が一面にある。拭いてもこすっても全く取れない。調味料か何かか、もう味がしみこんでいるのかな(笑)。
さて、問題のキーボードである。汚いだけで外見上は破損しているところなど見当たらない。では分解するしかない。キートップは金属板(鉄板)本体上でパンタグラフ状の部品で上下に動く仕組みになっている。そのパンタグラフにある突起を小型ドライバで丁寧に外してキートップを取っていく。が、じきにキートップを軽くねじりながら一端を持ち上げると、無理なく容易に外れることが分かった。

キートップを全部外しパンタグラフのプラスチックも丁寧に外す。これらは小さいので無くさないように特に気をつける。カーソルキー付近のダミーのプラスチックをネジを外して取ると、ゴムラバー板と接点シートが(ホントの名前を知らないからいい加減に呼ぼう)外れる。金属板とゴムラバーを中性洗剤を薄めた液でザッと洗うと見違えるようにきれいになった。

接点シートは洗うべきか? 構造は、接点と回路を印刷したフィルムを2つに折り、この間に穴の開いた絶縁フィルムを挟んである。2つ折りになって向かい合った接点は絶縁フィルムの厚みの分で離れているが、キーを押すとゴムラバーの突起が一方のフィルムを押して、もう一方のフィルムの接点とつながるという仕組みだ。この3層構造とフィルムの位置関係が崩れないように2か所のポイントでフィルム同士を熱融着してある。
このまま眺めているだけでは先に進まないので思い切って融着部分をはがし、中性洗剤で水洗いしてしまった。ウェス(古着代用)で水を取り自然乾燥させる。ほこりや汚れが取れさっぱりした感じだ(見た目には)。

画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント