原稿台カバーの不思議

なぜスキャナの原稿台カバーは白色なんだろう? 黒じゃないのはなぜ? そう思う人は他にもいるだろう。なぜなら原稿台カバー(Canonではそう言っている、原稿押さえの“板”である)が黒であればスキャン時に裏写りが少なくてすむ。にもかかわらず、なぜ白?

裏写りのメカニズムは簡単だ。光源から出た光の一部は原稿で反射せずに通過し、白い原稿台カバーで反射される。そして元来た時と逆に原稿を通過するがその時裏面の印刷が写りこむのである。一般に紙厚の薄い原稿で顕著である。このとき原稿台カバーが黒だったらどうなるか? 原稿を透過した光が吸収されるので反射しない。裏写りはぐっと少なくなるというわけだ。

したがって(実行している人も多いと思うが)スキャン時に黒い紙を当れば裏映りがかなり防げる。試しに2006年1月の DoCoMo HOT NEWS の6ページ目をスキャンしてみた。右がスキャナの原稿台カバーそのまま、左が原稿と原稿台カバーの間に黒のベルベットを当てたものだ。別に黒いベルベットでなくても良い。黒い紙でも変わらないが、原稿の上にかぶせるときに布だと扱いやすいだけのことだ。
スキャナは CanoScan LiDE500FV 設定はデフォルトのままだ。600dpiでスキャンした画像を2枚並べて貼付けし、解像度を72dpiに変更した。それ以外の画像処理はしていない。
画像

比較してみると原稿台カバーのほうははっきりと裏写りが認められる。ベルベットを当てたほうは完全ではないが裏写りは気にならないくらいにまで軽減されている。どちらが良いのか一目瞭然である。なおベルベットを当てると原稿台カバーからの反射がない分、原稿が若干黒っぽくなるが、スキャン時に明るさが自動調整されるため、使う側としては気にする必要がない。

で、戻ると、なんで原稿台カバーが黒くないのか? という疑問である。そして、EPSONも白なのである。やっぱり白が何か都合が良いからだろうか?

しかし、もしかしたら・・・ 特許?

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