トラ刈りオヤジのノラないハナシ

アクセスカウンタ

zoom RSS DigiFi15付録D/DコンバーターのA/D部分(2)

<<   作成日時 : 2014/10/31 23:23   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

DigiFi No.15に付録のD/Dコンバーター基板、このA/Dコンバーター部分が気になっている。 もしかしたらデジタルファイリングに本気で使うことになるかもしれないからだ。

とりあえず周波数特性を測ってみることにする。

使ったのは安藤電気製シンセサイザオシレーターAJ-2730Bとレベル計AD-4730Bで、ともに10Hzから20MHzをカバーしている。

昭和57年製という御老体なので、オシレーターの出力が正確なのか念のためレベル計も入れたがレベル計も御同輩、グルになって狂っていたなら、なすすべがない(笑)
D/Dコンバーターとの接続の前に、今回使う10Hzから100kHzまでを御老体同士でざっと測ってみたが、レベル変化は一応0.1dB以内だった。 ひとまず、これを信用しておこう。
画像

実際の測定では写真のように、オシレーターの75Ω出力から10BASE用分岐BNCで、レベル計とボリューム付き切り替え器に分けている。
レベル計入力は75Ω終端せずハイ取りし、オシレータ―の出力をモニターしている。
A/Dコンバーターはデジタル出力をDigiOnSound4のレベルメーター(数字表示)で読み取る。

測定の前にざっと周波数をスイープして、A/Dコンバーターの入力レベルをDigiOnSound4のレベルメーターで確認、最大表示を-0.5dBぐらいになるようにオシレータ―のアッテネーターを設定する。
DigiOnSound4のレベルメーターは0dB以上を表示しないので、0dBを表示した場合にそれが0dBなのか+0.1dBなのか+1dBなのか分からないからである。 測定が終わったら最大表示を0dBとして全体を換算すればいい。

周波数 レスポンス
10Hz -0.5dB
20Hz -0.2dB
30Hz -0.1dB
50Hz,70Hz,100Hz,200Hz,300Hz 各0dB
500Hz,700Hz,1kHz,2kHz 各0dB
3kHz -0.1dB
5kHz -0.2dB
7kHz -0.3dB
10kHz -0.4dB
15kHz -1.0dB
20kHz -1.5dB
25kHz -2.1dB
30kHz -2.8dB
35kHz -3.4dB
40kHz -4.2dB
42kHz -4.4dB
44kHz -4.8dB
46kHz -6.1dB
48kHz -9.3dB
50kHz -14.7dB
52kHz -22.3dB

結果を見て見ると...

低域はよく伸びていて文句なし。

PCM1808につながる入力回路には分圧回路兼用のローパスフィルターがあり、その影響か3kHzあたりから高域へ向かってだらだらと落ち始める。 チップ外部のアンチエイリアシングフィルターのつもりだけど、音質的にはこもった感じになるのは目に見えている。

しかもこの回路はサンプリング周波数の半分の48kHzでも5dB強の減衰量しかない。 実際にはPCM1808チップ内蔵のローパスフィルターの減衰量4.13dBを足して、測定値9.3dBの減衰量があるが、48kHzでこの程度では折り返し雑音を防ぐことが難しいのではないか。 チップ内蔵ローパスを、なぜこんな特性にしたんだろう。
画像

本来なら48kHzに達する入力信号は数十dBの減衰量がなければいけないはずだ。 データシートには標準的な回路例としてCRの1次ローパスが入っているので、それに倣っての構成なんだろうがこれでは不十分だろう。

ハイレゾというからには高域の処理能力が期待される。 それが3kHzあたりから下がり始め、かと思えばサンプリング定理以上の音が通ってしまう。 ハイレゾにしては折り返し雑音があり、かつこもった音になるのではないかと予想される。

うーむ、ケースなどいじる前にやるべきことだったかもしれない....


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
DigiFi15付録D/DコンバーターのA/D部分(2) トラ刈りオヤジのノラないハナシ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる